令和３年１月２０日 Ｎ自動車学校の入校式に臨みました。１０名程度いらっしゃいましたが、若者が大半で、女性も多かったです。いわゆるオジサンは私だけでした。
OD式安全性テストという、運転能力適正と性格診断のテストを受け、施設の説明と、原簿と予約カードの取り扱い、予約の取り方、送迎バスの説明などがありました。
Ｎ自動車学校は、コース敷地面積４３,０００㎡を超える広大なコースがあり、二輪専用のコースも併設されています。教習中は自動車免許の方とは別コースなので、ちょっと安心です。
続いて、１限目の教習です。胸、肩、肘、膝のプロテクター、ゼッケンの付け方の説明を受けました。ヘルメット、グローブ、長袖トレーナー、雨具は備品としてあるので自由に使って良いそうです。待合室には、お茶やおしぼりもあります。
歩いてコースに出て、４輪車の中からの死角、２輪車からの死角を確認しました。４輪車の運転席から車体の左後方が死角になるので、４輪車から見やすい位置で走行する。２輪車からバックミラーに映らない範囲があるので、振り返って目視することが大切です。コース上のパイロンは倒してしまってもそのまま放置しておくなど、諸注意の後、いよいよ乗車です。
２輪車は停車時、地面に垂直に立っていれば指一本で支えることができます。傾けるとバイクの重量がかかって重くなります。乗車時は前輪ブレーキ(右手)をかけて、車体を垂直に起こしてサイドスタンドを戻し、安全を確認して素早くまたがり、後輪ブレーキ(右足)をかけます。
バイクはホンダＣＢ４００ＳＦ、青い車体の教習所仕様でランプがいっぱい付いています。第１段階はナンバープレートなし、バックミラーなしです。キーをＯＮに回し、キルスイッチＲＵＮ，ギア(左足）ニュートラルを確認し、クラッチレバー(左手)を握って、スタートボタンで、エンジンがかかります。
エンジンが止まるのは３種類。通常はキーを回してＯＦＦに。キルスイッチは非常時に使います。もう一つはエンスト。エンジンストップは意図的に通常通りキーを回してエンジンを止めるという意味で、エンストは、「エンジンストール」エンジンが失速するという意味です。エンジンの回転数が足りない状態でクラッチをつなぐと止まってしまいます。発進時のクラッチ操作やギヤの選択を誤ると起こります。発進時には半クラッチという操作でこれを微妙につないで駆動力を少しずつタイヤに伝え、走り出してから完全につなぐように操作する必要があります。
ギアを１回下に踏み込んで１速、半クラッチで発進の練習です。両足を地面につけたまま、アクセルは操作せずに、クラッチを徐々につなぐとエンジンの回転数が下がり、前へ進みます。１０メートルほど進んで止まりましょう。
クラッチを切って、前後のブレーキを同時に使って停止します。後輪ブレーキよりも前輪ブレーキの方が制動力が強くなります。どちらも強くかけ過ぎるとロックしてしまいます。特に前輪ブレーキはロックさせるとそく転倒につながるので、四本指で水に浮かべたお豆腐を上からそっと掴むような力加減で握りましょう。発信、停止を１０数回繰り返しながら、コースを１周して、１限目終了です。
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