６月２７日、還暦を迎えました。赤いちゃんちゃんこなどを身につけることもなく、従妹夫婦と京都へ行ってきました。主たる目的は、大谷本廟。森下晃作、恵美子のお参りです。数年前には間違えて大谷祖廟に行ってました。まぁ、どちらも親鸞のお墓ということで、笑って許してくれているでしょう。
ついでに、京都を楽しんできました。
○八坂庚申堂
お猿さんが手足をくくられて動けない姿をあらわしている、「くくり猿」がたくさん吊されていて、フォトスポットになっています。願い事をかなえるためには欲望を抑えることも必要という意味を持ち、このくくり猿に願い事を書いて吊るすことで、「一つ欲を我慢することで願い事が一つ叶う」といわれています。「●●は我慢しますので、楽しい６０台を過ごせますように」とお願いしてきました。
○十文堂
鈴なり団子で有名な、和風カフェです。冷やしぜんざい、かき氷、あぶり団子など、おいしかったです。
○安井金比羅宮
「瀬を早み岩にせかるる滝川の われても末にあはむとぞ思ふ」でおなじみ、日本三大怨霊の一人崇徳天皇が主祭神で、幸せな男女の縁を妨げる全ての悪縁 を絶って下さるといいます。男女の縁はもちろん、人間関係に関する縁だけではなく、病気、酒、煙草、賭事など、自分が断ち切りたいと思っている全ての悪縁も切ってくれます。
絵馬には、恐ろしいようなお願い事がたくさん書かれていましたが、有名な縁切り縁結び碑の形代は、良縁を願う女性たちが長蛇の列でした。息子と娘に良縁がありますように。「良縁に結ばれたご夫婦やカップルがお参りされても縁が切れることはありません」そうです。
○白碗竹快樓 祇園店
祇園白川の石畳の街並みの中にある、古民家を改装したお洒落な中華料理屋さんです。ランチのコースをいただきました。フカヒレの土鍋ご飯、おいしかった。
○出町ふたば
大行列に並んででも食べたい「出町ふたば」の "名代豆餅"。赤えんどうの塩味と餡子の甘さが相まって、いい塩梅。甘さ控えめなので、いくらでも食べられる美味しさです。出町柳まで足を伸ばして、並んできました。
○熱烈観光夜市
現地に行けないなら、せめて「行った気分」を味わってほしい、という思いから誕生した台湾夜市風のお店です。おいしいモノもありました。お通しは落花生、飲み物はビールが無難です。
還暦を迎えた日は、とても楽しい１日でした。お祝いのメッセージを下さった皆さんに、感謝申し上げます。還暦というは、十二支と、「甲・乙・丙・丁・戌・己・庚・辛・壬・癸」の十干を組み合わせが６０種類あり、６０年で一巡します。このことから「生まれたときと同じ暦に還る（赤ちゃんに還る）」ということだそうで、２巡目の新たな出発です。楽しい１日１日を積み重ねていきたいですね。
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